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卒花295人が語る【彼との同居】タイミングは?良かったことは?

結婚したら多くの花嫁さんが彼と住まいを共にすることになると思います。ところで、卒花はどのタイミングで彼との同居をスタートしたのでしょうか。結婚が決まる前?婚姻届提出後?それぞれのタイミングで彼との同居を始めた卒花に理由や同居して感じたことを聞きました。

卒花295人に聞いた
「彼との同居」いつ始めた?

約半数が結婚が決まる前から同居を始めているよう

彼との同居いつしたかの円グラフ

アンケートでは、約半数が「結婚が決まる前」から同居を始めていたよう。「婚姻届」の提出前後のタイミングでの同居はどちらも同じくらいの割合でした。それぞれのタイミングで同居を始めた卒花に、「そのタイミングにした理由」「同居して良かったことや、困ったこと」などを聞いてみました。

※同居していないと答えた人は、別居婚や遠距離婚のためまだ同居していない人が含まれています

「結婚が決まる前」の同居、その理由は?

「彼とずっと一緒にいたい」気持ちや引っ越しがきっかけで同居することに

結婚が決まる前の同居のメリットの様子

結婚が決まる前に同居を始めたカップルの理由として多かったのは、「彼が好きでずっと一緒にいたいから」「長く付き合っていたのでそろそろ一緒に暮らそうと考えた」という気持ちによるものや、賃貸住居の更新タイミングや彼の転勤に伴う物理的な理由でした。

このタイミングにしたのはなぜ?

花嫁

[タイミングと理由]
交際3カ月たって、私の住居の更新があったため、どうせならと同居を開始

[良かったこと]
結婚が決まる前に、一生一緒にいられるか、価値観や生活リズムが合うか知れた

[困ったこと]
同居前に、「1年くらいたったら結婚ね」という口約束をしていたがなかなか気配がなく、自分からグイグイいくことに(笑)
(shokoさん)

花嫁

[タイミングと理由]
婚活で出会って5カ月後、マンションの更新のタイミングで同居

[良かったこと]
出会いが婚活とはいえそこまで結婚することに前向きではなかった彼。同居により「結婚前提」という空気を出しやすくなり道のりができた

[困ったこと]
当初はケンカが絶えなかったこと。しかし、「ふたりの仲を良好にして一緒に住まなきゃ」という意識が強くなり、互いに仲直りしやすくなった
(モエさん)

花嫁

[タイミングと理由]
交際して8カ月後。彼が結婚を見越して転職のため引っ越したのがきっかけ

[良かったこと]
ケンカもかなりしたけれど考え方の違いなども理解でき、この期間にいろんなことを話し合えたので、結婚後はほとんどケンカもなく仲良く過ごせている

[困ったこと]
性格や価値観が違ったので、擦れ違いや勘違いからケンカが増えたこと。親からいつまで同居のままでいるかよく聞かれたこと
(rinさん)

デートや旅行などで一緒に過ごす時間が長かったとしても、同居となると彼の新たな面が見えてくるようです。
「一緒に住む前は、彼のことをあまり頼りにならない人だと思っていたが、家事もやってくれるし家族想いだし、良い面をいろいろ見ることができて安心して生活ができた」や「お互いの生活スタイルに慣れることができた。価値観の擦り合わせができた」という同居して良かったと思う声がありました。

反対に、困ったこととしては「生活を共にする上での考えや生活スタイルの擦れ違い」のほか、「親の了承が得にくかった、理解してもらえなかった」や「結婚との境界線があいまいになってしまい、同居がいつまでもずるずると続いてしまった」「共に過ごす時間が長くなり過ぎて窮屈に感じることもあった」などという声がありました。

結婚が決まる前の同居、
親へのあいさつはしっかりとが吉

アンケート結果を見ると、結婚前の同居を親に快く思ってもらえなかったケースもあるようです。今後も長く関係が続く相手には了解を得ておくと好印象に。

【同居前には、相手の親へのあいさつはしっかりと】
「知らぬ間に勝手に同居していてびっくりした」などと自分や相手の親に思われないよう、しっかりとあいさつしておきましょう

【「なぜ同居したいか」の理由やメリットも伝える】
「同居したい」という気持ちだけではなく、なぜしたいかという同居を選択する理由を伝えましょう。

【親の気持ちを置き去りにせず、理解に務めた上で交渉を】
自分たちの気持ちだけで先走らず、親が同居に対してどう思っているかを聞きながら進めましょう。意見の相違がある場合は、じっくりと時間をかけて説得していくのが◎。

同居の先に結婚があるのであればなおさら、親の理解を得てからの方が、今後の関係もスムーズなものになるはずです。

「婚姻届を提出する前」の同居、その理由は?

結婚資金の貯蓄や式の準備を一緒に進めるため同居することに

婚姻届提出前の同居のメリット

婚姻届を出す前に同居を始めた理由として一番多かったのは、「結婚式の準備や貯蓄のために一緒に暮らし始めた」というもの。そのほか「同居に少し慣れてから婚姻届を出したいと思っていたから」「親からも両家顔合わせ後であれば同居を許可してもらえたから」などの理由が見られました。

このタイミングにしたのはなぜ?

花嫁

[タイミングと理由]
結婚式の3カ月前。プランナーさんから同居した方が結婚準備は進めやすいと言われたため

[良かったこと]
互いに仕事が忙しい中、限られた時間内で結婚式に向けた話し合いや準備ができた

[困ったこと]
私の親が婚姻届提出前の同居にネガティブだったため、同居タイミングがずるずると先延ばしになったこと
(Chikaさん)

花嫁

[タイミングと理由]
婚姻届提出の半年前。彼の引っ越しがきっかけ

[良かったこと]
結婚式費用の貯蓄、生活基盤を整えるためこのタイミングで同居したが、付き合っていたときには気付づかなかった彼の生活スタイルや考えの違いがわかって良かった

[困ったこと]
生活時間帯や家事に対する考え方が異なり、この先やっていけるか不安になった。彼の考え方を受け入れるのが大変だった
(みさみささん)

花嫁

[タイミングと理由]
結婚する意思が固まり、親の承諾を得た後に同居を開始

[良かったこと]
彼と家から一緒に婚姻届を出しに行けてうれしかった

[困ったこと]
転入届と婚姻届の手続きが別になったので、二度手間になってしまった
(mさん)

良かったこととしては、「決めなくてはいけないことを一緒に決められて良かった」「結婚式に向けての貯蓄や準備に一緒に取り組むことができて絆が強くなった」という共同作業を通じて、ふたりの結婚式を叶えられたという声や、「結婚前に彼にも家事を覚えてもらう時間があって良かった」という声がありました。

反対に困った声としては結婚が決まる前の同居と同様に生活スタイルの違いが浮き彫りになって戸惑うこともあるよう。「付き合っていた時にはケンカをしたこともなかったが、一緒に暮らし始めたらドアの開け閉め一つでもイライラしてしまった」と共にいる時間が長くなることによるストレスもあるようです。そのほか「婚姻届提出前なので、世帯主がふたりいる状況になった」という声もありました。

「婚姻届を提出した後」の同居、その理由は?

婚姻届の提出、結婚式などけじめがついたので同居することに

婚姻届提出後の同居のメリット

同居を婚姻届提出後にした理由として多かったのは、「提出してから同居という順番を守りたいから」というものでした。「親から結婚式を終えるまでは同居してほしくない(家にいてほしい)と言われていた」などけじめとしてこのタイミングを選んだ人や「親に寂しい思いをさせないために、少しでも長く実家にいたかった」と親との時間を大切にするためという声が目立ちました。

このタイミングにしたのはなぜ?

花嫁

[タイミングと理由]
婚姻届を提出し、結婚式が終わったタイミングで同居。けじめとしての親の考えだった

[良かったこと]
実家で過ごせる時間を大切にできたこと

[困ったこと]
特になし
(ありすさん)

花嫁

[タイミングと理由]
婚姻届提出後、引っ越し準備が整ってから同居開始

[良かったこと]
結婚と同居開始が同じタイミングだったので、新しい気持ちで新生活を迎えられて幸せだった

[困ったこと]
付き合っていたときには気付かなかった彼の私生活のいろんな面が見え、最初は少しストレスがあった
(らーこさん)

花嫁

[タイミングと理由]
婚姻届提出の2カ月後。遠距離に住んでいたので、仕事を退職し、引っ越し手続きをしてから

[良かったこと]
それまで実家にいられたので、それぞれが自分でできる準備や手続きなど余裕を持って進められた

[困ったこと]
彼の住んでいる地域に移り住んだので、環境の変化など不便さを思い知り慣れるのに時間がかかった
(Barbieさん)

けじめを大事にしたいと考える人たちからは「自分の中でけじめをつけて同居できるタイミングにして良かった」や「自分の中でも区切りを持てた」という声が。「親と一緒にゆっくりと過ごす時間を得られてよかった」と親との時間を楽しんでいる様子も見られました。中には「結婚式を挙げてからの同居なので、新居の準備をしっかりと時間をかけてできた」と答えた人も。

困ったこととしては、「お互いの生活スタイルに慣れていくことが大変だった」「お互いの生活習慣が分からず最初は、合わせるのが難しかった」など、一緒に過ごす時間が長くなったことによるストレスが上がっていました。ふたりの生活スタイルのズレに戸惑うのは、どのタイミングでの同居開始でも同じようです。

From 編集部

ふたりにとってのベストな同居開始タイミングを考えてみてくださいね

いつ同居を開始するのがベストかは人によってさまざまで、正解はありません。どのタイミングで同居を始めたとしても、最初は彼との生活スタイルの違いや考え方の違いに戸惑うこともあるでしょう。逆に大好きな彼とずっと一緒にいられるという幸せもあり、戸惑うことすら楽しめるかもしれません。卒花の同居開始タイミングを参考に、ふたりで話し合ってみてくださいね。

※構成・文/RIE☆ イラスト/murayoko
※記事内のコメントは、2023年1月に「ゼクシィ花嫁会」のメンバー75人が回答したアンケート、および20~30代の既婚女性220人が回答したマクロミル調査によるものです
※掲載されている情報は2023年3月時点のものです

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