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「夫婦一緒に」がキーワード。令和5年婚カップルの生活ルール実態調査

家計管理、貯蓄、休日の過ごし方、家事分担……令和5年婚カップルはどうしてる?についてアンケートを実施。今どきの「普通」はどんなスタイルなのでしょうか。令和元年婚カップルとの比較も参考に、ご紹介します。

【お金編】
Q1. 生活費以外のお金の管理は?

「共同で」55.5% /「各自で」44.5%

01

令和時代はほとんどのカップルが共働き。家計管理も各自それぞれ……というカップルが多そうなイメージがありますが、今回の調査では「共同で」が55.5%と半数以上を占める結果に。

ちなみに令和元年の調査では「共同で40%/各自で60%」だったことを踏まえると、家計を「共同で」管理するカップルはこの数年でとても増えていることがわかります。歴史的な物価高騰が続く中、力を合わせて乗り切ろうというカップルが増えているのかもしれません。

私たちはこうしています!

A

【共同で管理】
私の方が貯蓄が得意なので、夫の給料もすべて一括で管理しています。貯蓄は得意な方がやると貯まりやすいです(かなさん)

b

【共同で管理】
車やマイホーム購入、子どもができたときのために共同口座で貯蓄しています。一つの口座で管理しているので状況把握がしやすいです(SAKUKEさん)

c

【各自で管理】
もともとお互い倹約家で、各自管理でも貯蓄などは心配ないと思ったので(マリーさん)

【お金編】
Q2. お小遣いで高価な買い物をするときは?

「お互い相談する」79.1% /「相談しない」18.2%

02

お金を共同で管理していても、各自で管理していても、大きな買い物をするときには「お互い相談する」というカップルが8割近く。「相談しない」は2割近くで、「妻だけが相談する」が1.8%、「夫だけが相談する」が0.9%という結果が出ました。

令和元年の調査では「お互い相談する」が87%、「相談しない」が13%だったことと比較すると、「相談しない」が微増。コロナ下を経て、さらに共働きが増え、妻が自由に使えるお金が増えたということもあるのかもしれません。

私たちはこうしています!

e

【お互い相談する】
女友達との旅行など、高い買い物や契約の場合、失敗しないためにお互い相談するようにしています(A.Tさん)

d

【相談しない】
高額なものでも、お小遣いの範囲なら相談せず好きなように使っていいことにしているが、事後申告は実施しています(A.Tさん)

f

【妻だけが相談する】
金額が高いかどうかではなく、妻は普段から買い物に悩むことが多いので意見を聞かれます(ケントさん)

【暮らし編】
Q3. 休日の基本的な過ごし方は?

「夫婦一緒に」71.8% /「各自の予定を優先」28.2%

03

休日は基本的にどのように過ごしているのかを聞いたところ、「夫婦一緒に」過ごすカップルが全体の7割以上、「各自の予定を優先」するカップルは3割以下という結果になりました。

令和元年の調査では「夫婦一緒に」が65%、「各自の予定を優先」が35%だったのに対し、「夫婦一緒に」がやや増えたという結果に。コロナ下を経て、家での楽しみ方が増えたことも理由の一つかもしれません。

私たちはこうしています!

a

【夫婦一緒に】
どちらも家で過ごすのが好きなので、必然的に家に一緒にいることが多くなります(みやさん)

b

【夫婦一緒に】
ふたりの休みが合う日は週に1回しかないので、夫婦の時間を大切にしています(タックさん)

c

【各自の予定を優先】
それぞれの息抜きや、趣味を楽しむ時間も大事なので、個々の予定があればそちらを優先します。たまに一緒に出かける時間も取るので不満はありません(ニーナさん)

【暮らし編】
Q4. 人間関係や仕事での悩みを相談する?

「お互い相談する」67.3% /「相談しない」22.7%

04

人間関係や仕事での悩みは「お互い相談する」が7割近く。どちらも「相談しない」は2割以上、このほか「妻だけが相談する」が7.3%、「夫だけが相談する」が2.7%という結果となりました。

ほかのアンケート項目でも「夫婦一緒」という回答が多いなか、家庭の外での問題であっても夫婦間で相談するという人が多いのは当然の結果といえそうです。

私たちはこうしています!

d

【お互い相談する】
話を聞いたり聞いてもらうだけで心が軽くなると思うから(K.Tさん)

e

【相談しない】
状況がわからない人に話してもいいアドバイスは出てこないし、仕事のことなら職場に相談できる人がいるから(みかんさん)

f

【妻だけが相談する】
夫である自分の方が年上ということもあり、先輩としての意見を求められることがあります(なかじさん)

【家事編】
Q5. 食事づくりの担当は?

「主に妻」64.5% /「そのときできる人」20.0%

05

食事づくりは「主に妻」がやるというカップルが6割以上。次いで「そのときできる人」がやるカップルは2割。「主に夫」が9.1%、「平日は妻・休日は夫など日によって分担」するカップルが6.4%という結果となりました。

令和元年の調査では聞き方が異なりますが、「主に夫・もしくは妻」が64%、「一緒に」が36%。いずれにしても、共働きカップルが増えている今、食事づくりも妻がやるものという認識は薄れているようです。

私たちはこうしています!

a

【主に妻】
夫は料理が得意じゃないので主に妻が担当。それ以外はすべて夫がやるように家事を分担しました(さわこさん)

b

【そのときできる人】
家にいる時間が長い方が作ります。または、作りたいものがある人が作ります(こたろうさん)

c

【主に夫】
夫である自分の方が料理が上手だし、今はほとんど在宅ワークだし、妻は帰りが遅いから(ピースさん)

【家事編】
Q6. 食料品・日用品の買い物は?

「一緒に」35.5% /「主に妻」30.9% /「主に夫」16.4%

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食料品や日用品の買い物は「一緒に」行くと答えたカップルが4割近くで、「主に妻」が約3割。以下は少数派ですが「主に夫」が16.4%、「そのときできる方」が13.6%、「お店や買い方、買うものによって分担」が3.6%という結果に。

スーパーなどでの買い物は、家事というより、夫婦の休日の過ごし方の一つと捉えているカップルが多いようです。

私たちはこうしています!

d

【一緒に】
妻が車の運転ができないため、休日に一緒に買い物に行き、まとめ買いをすることが多いです(ninninさん)

e

【主に妻】
食事を作るのも食費の担当も私だし、買い物が好きなので(リリさん)

f

【主に夫】
妻が妊娠中で重い荷物を持たせられないので(オーノさん)

【家事編】
Q7. 洗濯や掃除などの家事は?

「主に妻」38.2% /「そのときできる方」31.8%

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洗濯や掃除などの家事は「主に妻」が4割近く、「そのときできる方」が3割以上。これ以降は「場所や作業内容などによって分担」が12.7%、「主に夫」が9.1%、「一緒に」は8.2%という結果となりました。

ちなみに令和元年の調査では、聞き方が異なりますが「そのときできる方」が78%、「分担を決めている」が22%。料理と比べると、夫の関与率が高くなるようです。

私たちはこうしています!

a

【主に妻】
家事の負担は同じにしていますが、私の方がきれい好きで汚れが気になるので、小まめに掃除洗濯しています(tommyさん)

b

【そのときできる方】
共働きで勤務時間もバラバラなので、できるときにできる方がやるというスタイルでうまくいっています(コジさん)

c

【場所や作業内容などによって分担】
洗濯は朝の時間に余裕がある方、お風呂掃除は後に入った方、トイレ掃除は気付いたときに、という感じで、ふたりとも同じくらいのバランスでやっています(hitomiさん)

【仕事編】
Q8. 週3日以上のテレワークをするのは?

「夫婦共にテレワークはない」70.0%/「主に妻」13.6%

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コロナ下で増えたテレワーク。落ち着きを取り戻した令和5年のカップルの働き方を聞いたところ、「夫婦共にテレワークはない・少ない」(毎日出勤している)が7割と大多数。次いで「主に妻」13.6%、「主に夫」・「夫婦共に」が8.2%という結果となりました。

3割ほどのカップルの両方、またはいずれかが、週3日以上のテレワークをして生活している令和5年婚カップル。家事の分担方法にもさまざまなバリエーションが生まれているのがうなずけます。

私たちはこうしています!

e

【夫婦共にテレワークはない・少ない】
ふたりともテレワークのできない仕事。子どもが生まれたら、テレワークのできる仕事にしたいと考えています(なみさん)

d

【主に妻】
妻が完全テレワークなので、家事全般は基本的にすべて妻にやってもらえて助かります(魚座さん)

f

【主に夫】
夫である自分が週の半分ほどテレワーク。自分がテレワークの日は積極的に料理・洗濯など家事を担当しています(M.Sさん)

From 編集部

「夫婦一緒に」やればパワー倍増!

令和5年婚のカップルの実態を見てきましたが、令和元年婚と比べると、どの項目も全般的に「夫婦一緒に」の数値がアップしているのが特徴的でした。家計管理も貯蓄も、休日の過ごし方も、家事分担も、それぞれよりは「夫婦一緒に」やればパワー倍増!力を合わせて、少しずつ強い絆をつくっていきましょう。

構成・文/前川ミチコ イラスト/STOMACHACHE.
※記事内のデータ・コメントは2023年10月に「ゼクシィ花嫁会」メンバー97人が回答したアンケート、20代・30代の既婚男女550人が回答したマクロミル調査、および2019年6月に「ゼクシィ花嫁会」メンバー79人、「Raicoゼクシィコミュニティ会員」57人が回答したアンケートによるものです
※掲載されている情報は2023年11月時点のものです

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